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和のパーソナルカラーはオンライン診断できるか?
近年新型コロナウイルスの影響で様々な物のリモート化・オンライン化が進んでいます。
中にはパーソナルカラー診断をオンラインで行っている所も有るようです。
確かにオンラインならコロナウイルスの感染リスクもありませんし、お家に居ながら空いた時間で受けることができて便利だと思います。
しかし、先に私の結論を申し上げると「パーソナルカラーのオンライン診断は出来ない」です。
以下理由について解説します。
画面越しで見る問題
オンラインでパーソナルカラー診断をする場合、ZOOMなどを使用したオンラインミーティングで行うか、お写真を送って頂き診断をするという形になります。
まずカメラを通している時点で、元の色味が100%再現されているとは言えなくなります。
さらに、使用しているPCやスマホによって画面上の色味が違ってきます。
これでは診断する際にお客様の正確な肌の色味が分かりませんし、似合う色のドレープ画像を送信しても、お客様に正確に色が伝わるのか?という問題があります。
照明の問題
パーソナルカラー診断を行う際に照明を調節するのは大切なことです。
白熱球のような暖色系のライトなのか、蛍光灯などの寒色系のライトなのか、それとも自然光なのか…。
光によって肌の色の見え方が変わってしまうからです。
事前に診断用ライトを準備していただいたり、自然光の下で撮って頂いたりすれば対策も可能ですが、結局画面を通すことになるのであまり意味がなくなってしまいます。
ドレープの問題
オンライン診断ができないとする最大の理由は、直接ドレープをかけることができないということです。
パーソナルカラーはドレープを乗せることによって、そのドレープの色がお顔に映り込んだ際の影響を見て似合う・似合わないを診断するものです。
写真や画面にドレープを当てても、顔映りが確認できません。
お顔の印象に合う色やお顔に馴染む色は画面越しでも分かるかもしれません。
でも、あなたの肌を綺麗に見せる色や引き立てる色を画面越しで診断することはできません。
オンラインではこの一番重要な部分が診断できないということです。
以上の理由から、当サロンでは和のパーソナルカラーのオンライン診断は行わず、対面のみの診断とさせて頂いております。
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